パパ教員の戯れ言日記

パパ教員の立場から、ただただ戯れ言を綴る日記。教員全体の意見ではありませんので、悪しからず。

英語の学テ、文部科学大臣にブログを読まれてから変化が!

ここまでの流れ

  1. 来年の全国学力・学習状況調査の中学校英語「話すこと」の調査において、検証作業をすることや、調査前日にインストール、調査日にアンインストールという作業を要求されるのは酷だという記事を書く
  2. 文部科学大臣にその記事を発見される
  3. 文部科学大臣「確認します」

blog.edunote.jp

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11月12日の文科省のツイートをご覧下さい 

何か変わったのかな?

実施しなくても不利益を被らないようになった

事務連絡から引用しつつ、内容を整理します。

現在,一部の設置管理者から,調査に必要な PC 端末等の整備が間に合わない等の御相談をいただいております。

これは仕方ないですよね。インターネット上で懸念の声が出ていますとは書けませんもの。

実施の経緯

さて、実施の経緯がその後書いてあります。筋は通っておりますが、29年3月の方針に沿って31年4月の実施では、やっぱり間に合わないと思います。29年3月以降、予算の編成ができるチャンスは1回だけです。そこで予算が取れなかった場合は困ってしまうのではないかと思います。

また,各教育委員会におかれては,平成 30 年7月 12 日付生涯学習政策局長・初等中等教育局長通知「第3期教育振興基本計画を踏まえた,新学習指導要領実施に向けての学校の ICT 環境整備の推進について(通知)」の趣旨を踏まえ,引き続き,学校の ICT 環境の整備等に万全を期していただくようお願いします。

30年7月に通知で31年4月はちょっと・・・。

調査方法

なぜWindows限定なのか→調査によると学校で使われている95%がWindowsだから

ここで調査結果を引用しているのなら、何故前回のお知らせ【PDF】 

今後の段取りとしては、本年11月中旬に、文部科学省より教育委員会等を通じて、各学校の ICT 環境(具体的にどのような PC を使用しているか等)を把握させていただく予定です。

 と書いたのかは謎ですが…。

来年度の英語「話すこと」調査は,各学校の PC 端末等を活用した調査であることから,各学校の ICT 環境の整備状況によって,各学校における準備や実施にかかる負担が多様であり,その程度が現時点で網羅的かつ詳細には把握できないこと,さらに,万全に準備をした場合においても,PC 端末の故障や不具合等が発生しうることなど,準備から実施に至る過程で,筆記方式の調査とは異なる課題や制約を抱えています。

ここまで分かっているけどやる方向なのは、先ほどの経緯にあるように、「全国学力・学習状況調査における中学校の英語の実施に関する最終報告」で提言されたからだと思っていたんですけど、報告書には、

話すことの調査は必要だが、事前に行った結果、教員による採点のブレがあった。という一節の後、

全国学力・学習状況調査における中学校の英語の「話すこと」の採点方法・体制、及び検収の在り方については、採点の妥当性・信頼性や、学校の関与の在り方、技術開発の可能性や人的・時間的コストなどの条件も踏まえて、コンピュータやタブレット等を活用して採点を行うことも含め、全国的な調査が可能となる方法で実施することが必要である。

と書かれており、何故かそれが結論において

「話すこと」については、コンピュータやタブレット等を活用した音声録音による調査を実施(前述Ⅱ1(3)に指摘した点を踏まえ検討)

に変わっています。(これは私の読みが浅い可能性もありますが・・・)

この会議でもうちょっとICTに詳しい人が入っていた方が良かったですね。あまり分からない方が「どう?できるんじゃない?」って振った可能性。(報告書の最後に委員のリストが出ていますが、戸田市なんてICT環境バリバリなので反対しなかったに違いない)

先ほどの事務連絡に戻ります。

また,全学校一斉のネットワーク接続により,帯域不足による遅延などの支障が想定されることから,調査方法はオンライン方式ではなく USB メモリを活用したオフライン方式としています。

これは、私は内田洋行の怠慢だと思いますよ。負荷が高くなったら自動でインスタンスがスケールアップされるようにしておけば良いだけなのでは?
そして、オフライン方式にするということは、設定をする側に責任が委譲されてきますよね。文科省としては「できないのはそちらの設定がおかしいせい」と言えるようになりますけど、それでいいのだろうか。

一斉のネットワーク接続だと「文科省側」に支障が起きる

オフラインだと「学校側」に支障が起きる

どうなんでしょうか。

そして切り捨てられる5%。VDIで乗り切ったりできないのかな。

譲歩はありがたいです

1.平成 31 年度全国学力・学習状況調査中学校英語「話すこと」調査については,設置管理者が各学校の ICT 環境の整備状況を把握し,各学校の状況を十分踏まえた上で,検討し,設置管理者の判断により学校単位で「話すこと」調査を実施しないこととすることができる。

 設置管理者は校長ではないので、学校主体での判断は難しいかも知れませんが、この文言が入ったのは良いと思います。

話すことの調査に関しては、その点を配慮して公表するよという文言も入っています。

終わりに

と言う訳で、私なりに読み解いてみましたが、皆さんの印象はどうでしょうか。

これで少しでも中学校の先生の負担が減ると良いんですけど・・・。私にできるのはこんなところまでです。