先生用手帳というニッチな市場で、数年前から比較するということをしているのですが、正直あまり変わり映えはなく、シリーズ終了かと思っていたところ、過去レビューしたものよりもかなり数が増えていることが判明したので、ここにレビューをしたい思います。
過去のレビュー(のうち最新だったもの)はこちら。
2018年から2021年までの4年間は以下の3種類が出ていました。
- スクールプランニングノート
- ティーチャーズログノート
- ほめ言葉手帳
ところが、一年空いた今年、Amazonで入手できる主な小学校教員用手帳は6種に増加。
今まで主流だったB5サイズ以外に、A5サイズという手帳も2種類出てきました。
(本当はもう少しバリエーションがあった気がしますが、入手できたのはこの6種)
と言う訳で、全種類買ってみました。
アホなんです。
はい、それがこちら。
いやー増えましたね。激戦区。
購入した6種類
でございます。
それぞれの紹介の前に、特徴毎にカテゴライズしてみたので紹介しますね。
特徴1:固いボードがはみ出るか
教師用手帳の特徴として、だいたい前の方のページに固いボードがあって、いろんなものを貼り付けて使うことができるんです。
んで、以下の画像(過去のもの
これは裏ワザではみ出させていますが、これがボードごとはみ出るかどうかというカテゴライズです。
結果
こんな結果になりました。
ティーチャーズログノートはB5サイズの手帳で唯一のボードはみ出さないタイプ。
というか、ティーチャーズログノートは硬い紙が1枚だけです。
A5サイズは共にはみ出るボードはありませんが、硬い紙は1枚あるのでそこに貼ろうと思えば貼れます。
はい次。
別冊ノートがあるか否か
裏表紙のほうにポケットがついていて、そこに別冊のノートを挟むという使い方ができる手帳があるのですが、果たして付属している手帳はいくつあるでしょうか。
結果
B5サイズは、先生スタイル手帳以外は別冊ノート付きでした。A5は無し。
スクールプランニングノートとティーチャーズログノートは、メモしやすいような罫線が最初から印刷されており、ほめ言葉手帳は普通に横罫と格子の罫線が書いてあるノートになっていました。ティーチャーズログノートにはマンスリーカレンダーもあったけれども、情報が分散するので微妙かも知れません。
ポケットが2段になっているか
表紙についているカバーのポケットが2段になっているかどうかという視点で分けてみました。
はい、こうなります。
結果
ティーチャーズログノートと先生スタイル手帳が2段、そしてA5サイズの先生の手帳も2段になってました。プリント挟むこと結構あるので便利そうです。
開き方はみんなほぼ一緒
みんなちゃんと180度開きます。9月くらい、真ん中あたりのページを開けてみましたが、問題なくぺたんと開きました。
と言う訳で、だいたいのカテゴライズはこんな感じだったので、表にしておきます。
それでは、それぞれの手帳の特徴を見ていきましょう。
スクールプランニングノート
言わずと知れた古株。これを買っておけばまずは問題ない。優等生タイプです。
今回購入したのは、限定色のピンクですが、普通、小学校向けの表紙は青です。
中学・高校向けや管理職向け、ユニバーサル版(これだけA4)といった幅広い展開をしているのも特徴ですし、別冊ノートにも別売りでかなりのバリエーションがあるのが特徴です。
もう一度お伝えしておきますが、まずこれ買っておけば間違いないです。
ほめ言葉手帳
こちらも古株。こちらは毎回書いていますが、菊地先生のほめ言葉のシャワーに感銘を受けた人向け。
なので、子ども主体となるページがいっぱいあります。
個人的には濃い色ではなく薄い色や点線が多用されており、スッキリした手帳の印象です。子どもの記録もここに含めたいと考えたときに、この手帳は唯一の解になるでしょう。
ティーチャーズログノート
ペン差しがあるのも特徴ですが、毎年言ってますが使いづらいです。
巻末の資料が充実しているのもポイント。
明朝体が好きな人はこの手帳です。
先生スタイル手帳
こちらがニューフェイス。
現役の小学校の先生がプロデュースと。
あ。これか。これはA5サイズ版もあります。買ってないのでレビューはできません!
3冊を研究して、更にブラッシュアップした手帳に思いました。自分が使ってみるならこれかも知れない。でも、個人的には週の右ページは縦並びじゃないと目が滑るなぁ。
と、ここまでがB5サイズでした。次。
先生の手帳
A5サイズの手帳を見ていきましょう。これはすぐ上の先生スタイル手帳と同じ出版社のもの。
多分、相当凝ったことをしなければ、これで十分賄える気がします。軽いし。
教師生活手帳
さて。ラストです。
こちらもA5サイズ。明治図書なのでほめ言葉手帳と一緒の会社です。
メモもある程度取るなら、こっちで決まりです。
あ、ちなみに全部しおり用の紐は2本で、180度開く製本になっていました。
と言う訳で6冊比較してきましたが、最後にオマケで2つ紹介します。
PDFを使えばいいんじゃ?な人にお勧めな2つ
こちらは5000ページを超える教務手帳のPDFを販売しているサイトです。リンク機能を使ってジャンプできるため、簡単に使えるみたいです。有料。
週案部分だけ使えれば十分という方にはこちらがおすすめです。無料。
個人的には週案部分だけあればいいのでちびむすのカレンダーを使うかも知れません。スクショしてClassroom載せれば印刷の手間もないですし。
と言う訳で、長々と書きましたが、皆さんの参考になれば幸いです。
もう一度紹介したものを。
それでは、また来年!