パパ教員の戯れ言日記

このブログの発信は個人としての発信です。こんな教員もいるのかと思っていただければ幸いです。

本を書きました - 「授業、校務に役立つ!はじめてのGoogle for Educationあんしんガイド」

1年以上かかりましたが、ようやくまとめ終わりました。

本を出版します。

表紙

見れば分かるように、Google for Education ( Google Workspace for Education )導入の先生方に向けて書いた本です。

動き始められずにいた先生方に届いてほしい

「はじめに」から引用します。

 本書のコンセプトは、多くの先生方に勇気を出してICT 活用の第一歩を踏み出してほしい、ということです。本書では、ICT 活用の導入に積極的な先生が求める刺激的な実践方法の解説ではなく、誰もがほんの少し学べばできるICT の導入事例を、私の経験からのアドバイスを少し入れて解説しています。少し検索すれば出てくるようなことが多く載っているかもしれません。しかし、その「大切な一歩目」を丁寧に解説することを本書では心がけました。
 そして、紙面だけではわかりにくいと感じた際には映像で理解できるよう、すべての項目に対して、解説動画を用意しました。
(中略)
 最後に、この本を手に取ってくださった皆さんが、自信をもって「大切な一歩目」を歩んで「この本に載っている事なんて基礎レベルだよ。もう私には必要無い」と言ってくださることを心から願っています。

はい。

何が言いたいかと言うと、肌感覚で申し訳ないのですが、今現場でのGIGA端末活用はキャズムを超えるかどうか、という段階です。

要するに、アーリーアダプターには普及し、アーリーマジョリティに普及するかも知れないみたいな段階です。

今何が起きているか。

アーリーアダプター層が「どうして使わないのか」「使わない教師はマジで勉強した方が良い」みたいなことを言い始めて、その意見が大勢を占めそうになっています。

いや、そうじゃ無いんじゃないかと。

ボクたちがやることは分断じゃなくって、寄り添うことだと思ったんですね。

だって、いろんな学校に行って、どの先生も「やろうとは思ってる」っていうのは伝わってきたんです。年配の先生から「Kahoot! 楽しそうだよね、どうやってやるの?」って聞かれたこと、いっぱいあります。

単に最適なやり方を知らなかったり、少しは知っているけど、子どもたちの前でやるにはもう少し自信を持ちたいという状況なんです。

だから、ボクたちがやるべき事は背中をそっと押してあげることなんですよ。

では、この実現のためにどんなことをがんばったかと言いますと…

そういう先生方のために本を書いたということです。

そして、自信が無い先生も読めば分かる構成にしつつ、更に背中を押す工夫を入れていきました。

アプリの起動から解説

「さすがに知ってるよ!」というアプリケーションの起動方法から解説動画を作りました。

www.youtube.com

全項目の解説動画

全ての項目に解説動画を作りました。

ここに収まりきってないのです。全部で58本

UIが変わるのが世の常なのを知っているのに、全部「ここをクリックする!」という解説にしました。変わったら動画で説明すればいいと割り切りました。

B5サイズ(少し大きい本)にしました。

見やすいように。

フルカラーにしました。

見やすいように。

あとは、授業の中で使うという想定で紹介しています。GIGA端末を活用した授業が少し想像できるような紹介もしています。

ただ単に使い方を説明するだけではなく、コラムとして

  • 端末の扱い方について
  • 子どもたちが遊んでしまうのをどうするか
  • 共有することでコメントが荒れないか心配

みたいな声に対しても私なりの回答を入れています。

Google Workspaceのアプリケーションだけではなく、FlipやKahoot!、Scratchの事例なんかも入れました。ただ、事例はありふれた事例です。アーリーアダプターの方には「全部知っている」と思われてしまうような事例しか載っていません。でも、それでいいかなと。

校務が楽になるように、欠席連絡フォームも配布。このスプレッドシートにはGASがモリモリで使われており、スプレッドシートから起動するとフォームが自動で作られ、自動でスプシと連携し始めるという所まで作り込みました。

(フォームはなぜか /copy でコピーを配布することができないんです。なのでこういう荒技に。)

216ページ。全力で書かせていただきました。

1年以上関わり続けてようやくの出版。

途中でJamboard終了のお知らせがあって死ぬかと思いました。

手に取ってほしいです。本屋さんにあるのを教えてほしいです。笑

Xでメンション付きで教えてくださると泣いて喜びます。

半径5mの人に届くのも大事。でも、本という手段でもっと多くの先生方や子どもたちがハッピーになれると嬉しいなと思います。

ボクがやりたいことはこういうことでした。

先生方、一緒にがんばりましょう!全力でサポートします!