ちゃんと実証している訳では無いのですが、ほぼこれだろうという確証は得ているので、他の方にも同じ事態に遭って欲しくないため書き残します。
奪われたデータ容量
先日発表されたiPhoneの新機種からTouch IDが完全に消されたことで、私のiPhone 6sの機種変候補はiPhone8か8 plusになりました。
使っているのはUQ mobile。auのiPhone8はSIMロック解除なしでUQ mobileでも使えるので(テザリングができないという弊害はあるものの)、UQ mobileの余っていた回線(教室のモバイルルーターに差していたもの等)を2回線MNPし、一括0円でiPhone 8 plusをゲット(私と奥さんの分)しました。
んー、iPhoneの新しいやつ、ホームボタン無くなるのかなぁ。無くなって発表されたら速攻で8plus買おう…。6sから脱却したいがホームボタンは欲しい。
— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) 2018年9月9日
新型iPhoneからTouch IDが消えたことで、公言通りiPhone8 plusを買ってきた。でけぇ。 pic.twitter.com/wchlvWszqr
— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) 2018年9月16日
異変が起きる
iOS 12にしてから、Dropboxの通信がひどい。5分放置するだけで2.8GBも通信するんだけど。カメラアップロードも全部終わってるはずなのに…。 pic.twitter.com/b2hhj7suOU
— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) 2018年9月18日
(同時にアップデートしたiOS12のせいだと思っている段階)
状態の説明
- 前のiPhoneから完全バックアップで新しいiPhoneにデータを移行した
- 写真の保存は基本的にiCloudになっている(モバイル通信でもアップロードされる)
- 写真を分散保存するため、Dropbox, Google Photo, OneDrive, 自宅サーバーの4カ所に、Wi-Fi接続時に自動転送されるようになっている。
話それますが、自宅にNASがある方はPhotoSyncが優秀すぎて泣けますよ。家に着いた途端に勝手に家のNASにバックアップしてくれます。
おかしいと思った点
- 新しく写真を撮ったりしていない
- モバイル通信ではクラウドへの保存はされないはず
- なのにモバイル通信のデータ残量があっという間に減っていく(気づくまでに12GBほど使ってしまった)
- 何故かiPhoneのストレージ残量がガンガン減っていく(その他の項目)
検証
Wi-Fi環境下でしばらく放置してデータの使用量を測ってみました。
数時間は通信しっぱなしの状態でした。
結局こんなに使った。Wi-Fiで良かった… pic.twitter.com/pQqEzVqwlA
— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) 2018年9月18日
何が起きていたのか
ここから推測なのですみませんが、おそらくこれです。
iCloudに保存されているカメラロールの写真を、
各種クラウドソフトが「アップロード済みかどうか検証するため」iOS側に完全版の写真を要求、
iOSがそれを受けて全部ダウンロードしていた
機種を変えた後なので、各種クラウドソフトウェアはおそらく全ての写真がアップロード済みかを調査しようとしたんでしょう。(Google Photoのアップロード完了がなかなか終わらなかったため、比較しているんだと推測)
しかしながら、私の場合、縮小版はiPhoneにあるものの、完全版はiCloudに入っています。よって、iOS側が完全なデータをダウンロードしてきます。
この時、iOSのモバイル通信はオフにしていませんので、普通に通信が行われ、私がコツコツ節約していた12GBのモバイルデータ通信が数時間で使い尽くされる結果となりました。
なお、Dropbox自体のモバイルデータ通信をiOS側で切ってあげると、そもそも検証作業自体を行わないため、通信を行いませんでした。
という訳で、3時間くらい放置したところようやく通信が終わったようで、外に持ち出しても大丈夫になりました。
まとめ
写真をiCloudに保存している場合で、機種変直後は
- 「写真」のモバイルデータ通信をオフにする
- 各種クラウドのモバイルデータ通信をiOS側でオフにする
- Wi-Fi環境下で数時間放置する
をオススメします。
久しぶりに自業自得のミスでした。
皆様、お気をつけ下さい。