以前、学校の活動に対してもRaspberry Pi Zeroは一人一点制限なので一括では買えないという記事を書きました。
話がまとまりました
その後、粘り強く交渉を続けた結果、学校で一括しての購入が可能に。
(ただし前の記事にもある通り、ケースとSDカード or ケースと電源アダプタをセットで買うという条件あり。でも、値引きしてくださっています。株式会社KSYさん、ありがとうございます。)
まぁ、子どもたちは基盤むき出しの機器だとすぐに壊すと思われる。
よって、ケースはむしろ買って欲しかったので問題なし。
どちらにしても税込みで2000円ちょっとの金額になりました。とりあえず目標の3千円以下にはなったので、あとはご家庭の判断を待ちたいと思います。
今回は発展的な取り組みということで、全員に買ってほしいとは言っていません。発展的な学習を望まれる方向けの販売です、と書きました。
細かいものは私が代行して注文することにした
miniHDMIケーブルとか、マウスとかキーボードとか、USBハブとかは私が代行して注文することにしました。ご用意くださいだと面倒かなと思いまして。
miniHDMIケーブルは160円、OTGケーブルは110円、マウスとキーボードはそれぞれ600円、USBハブが一番高くて750円です。私が動作確認したものです。
1からスタート。愛着がわくといいなー。
今回のRaspberry Pi Zeroの取り組みでは、まずは自分でOSを入れるところからスタートします。こういうのって、ポンと使える状態で出されると思い入れが無いですけど、何も出来ない状態から、OSを入れて、ブートの画面を見守って、立ち上がったときのうれしさってありますよねー。
とりあえずraspberry pi zero wを手に入れたので試してみる。 pic.twitter.com/upXwycaAna
— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) 2017年8月30日
そういうのが積み重なって、物への愛着が生まれるのかなと思います。
10年以上前にPC自作したときも、パーツの相性とか、メモリの相性とか、全部クリアして立ち上がったときは感無量だった記憶。でも組み立てたのはPrescottコアのPentium4。買った後に発熱が多いCPUと分かって後悔しました。笑
でも、やっぱり自分で組み立てたから愛着がわきましたよね。
進んで楽しむ姿を見せる→「え、どうやってやったんですか?」を引き起こす
今回、私は教則本みたいなふるまい方はやめようと思っています。
組み立て(OSのインストール)が終わったら、私自身が楽しんでいる様子を見せようかなと。そしたら、どうやって実現したのか、興味が湧いてくると思うんですよね。
最初はハードルを思いっきり下げて、マインクラフトやります。
次の時間には私の通った道の上に自動で花植えます。「え、なんで?」ってなったら勝ち。
そしたら、Pythonはじめます。
Zeroはコードを動かしてもちょっとしないとマインクラフト上に反映されてこない(レスポンスが遅い)ですが、ブロックのIDとかは教えないで自力で見つけてもらおうかなと思います。もしくは穴埋めにしても面白そう。TNTはもう一つ引数つけないと勝手には爆発しませんけど。
https://projects.raspberrypi.org/en/projects/getting-started-with-minecraft-pi
そんな感じで、徐々に。いきなりCLIでのプログラミングやったら脱落します。
マインクラフトを楽しんだら、徐々にやっていこうかと。
楽しくないと続きませんからね!
これで慣れてきたら、次はカメラかな?カメラモジュールは高いから貸与にしようかな。次は温度測定?でもクラブ活動で温度を計って何が楽しいのか感はあるな。
みたいな感じで、夢が広がっておりますが、とにかく、今年のクラブ活動の本丸、頑張ってやっていきましょう。
なお、購入しなかった方には、Scratchでの作品作りを引き続き進めてもらおうと思っています。Scratchも面白いよなぁ。同時に教えるのは難しそうだからもう一人の担当の先生にScratch勉強していただかないとだ。
こうやって、子どもたちとわくわくのチャレンジしているときって、ちょっと幸せだなーって思ってしまう自分がいる。苦じゃないもんね。
さ、一緒にわくわくして行こうー!
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D計画は停滞期。一か月で0.4kgしか減っておりません。誤差だこれ。運動しなきゃー!