パパ教員の戯れ言日記

このブログの発信は個人としての発信です。こんな教員もいるのかと思っていただければ幸いです。

プログラミング教育、理科の「電気の利用」にフォーカスしたイベントを開きます!

以前、Maker Faire Tokyoで登壇してきたという記事を書いたのですが、その際にこんなことを書きました。

blog.edunote.jp

 引用してきます。

問題は「教員」にリーチするためにどうするか
これなんですよ。今後の課題は。

今回のディスカッションは、教員というよりもモノづくりが好きな人たちが教育の世界にも目を向けてみましょうか、的な感じだったんですよ。なので話の前提が長かったのはそのせいでした。

でも、実際には来年度から全国で始まるわけです。その時に、教員がこのディスカッションを受け止めてくださっていたかといえば、数は多くありません。(ブログ見てくださって来てくださった方もいましたが…!ありがとうございます…!)

でも、メインの教員にリーチしないと困るわけです。

誰がって、子どもたちが。

来年度から始まるのに、選択肢を持ち合わせていない教員がたくさんいることは、問題だと思います。

今回のディスカッションで得られたことはそれでした。お互いが熱い思いを持っている、それぞれが普及に努めている。SONYさんもアーテックさんも素敵な教材でした。それぞれの立場から、本気でプログラミング教育の広がりを推進しようとしています。

でも比較できる場は?

ないですよ。なぜなら、教材メーカーが研修を主催すると、売りたい商品の研修をするからです。でも、私たちは、使いたい教材を選びたい。

選ぶ場がない。

ない?

…ないなら作ればいいじゃない?(モノづくり精神

次回、イベント開催のお知らせと、参加メーカー募集を行います!

対決じゃない。それぞれが全力でプレゼンする場。いっしょにやりませんか?

お誘いした結果は…!?

というわけで、比較できる場がないなら作ればいいじゃない、という安直な発想で、イベントを発案したわけですが、こんな安直な発想で集まってくださるメーカーがあるわけ

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たくさん!!!

超たくさん賛同してくださいました!!

各メーカーの詳しい紹介は、イベントのサイトに譲るとして、今回の参加企業で、恐れ多くも理科の「電気の利用」単元で使われるだろう教材の大半はカバーできました。

そういう場が以前あったら申し訳ないのですが、この数のメーカーが、理科の一つの単元のためだけに集結して模擬授業をするというイベントは、私は初耳です。

EDIXに行ったときに交換させていただいた名刺のメールアドレス宛にお誘いのメールを送りまして、こんなにも多くの企業の賛同を得ることができました。

わし、やればできる子。

そして、会場もステキなところをお借りできました。そう。マイクロソフト。

模擬授業をする→20人以上が使える部屋が多数必要+全体会の部屋が必要(今回7部屋借りています)

プログラミング教育の模擬授業をする→Wi-Fiが必要

レンタルオフィスで同じように借りようと見積もりとると、軽自動車の安いグレードなら買える値段しました。(あまりにも高くてすぐに閉じたのでメモしていませんが…)めまいする。参加費4000円とかになっちゃうレベル。

ところが、今回はマイクロソフトさんのご協力のもと、Wi-Fiも大丈夫、部屋数も大丈夫ということで、万全の体制です。

イベント概要

日時 12月8日(日)12時15分受付開始 17時閉会(懇親会は18時30分まで)
場所 日本マイクロソフト品川本社 31Fセミナールーム他
対象者 教員、教育委員会、教育関係の企業に勤める方、大学生

内容

小学校6年生の理科「電気の利用」の単元では、対応する様々な教材が出ています。
今回のイベントでは、最大8社の教材について、模擬授業形式で体験、比較することが出来ます。また、模擬授業では指導案やプリントといった来年度にすぐ活用できる資料も共有致します。
その他に、展示ブースを見て回ることも可能です。

参加費用

教材費として500円。懇親会に参加される方は+1500円。

というわけで、イベントに向けて日々頑張っています!今はイベント保険の手続きとパンフレットづくりと、FAXDMサービスの調査を行っています。

埼玉県教育委員会の後援もいただきました。

あとは進むだけ!みなさんも一緒に、理科の模擬授業を受けて、あーでもない、こーでもないと、言い合いませんか?

typet.jp