2019年5月27日追記:この記事のオチに使われている事態は修正された模様です。その点をご勘案の上、お読みください。
小学生では「プログラミング的思考」が導入される新学習指導要領ですが、高等学校では更に進みます。
高等学校においては、情報科において共通必履修科目「情報Ⅰ」を新設し、全ての生徒がプログラミングのほか、ネットワーク(情報セキュリティを含む)やデータベースの基礎等について学習
文科省の資料より
教育新聞の記事によれば、
情報科は現在、「社会と情報」か「情報の科学」を選択することになっている。全国的に、プログラミングが学習内容にない「社会と情報」のみを開設している学校が多く、情報科の専任教員を配置せずに他教科の教員が兼任で受け持つケースも少なくない
となっていますが、新学習指導要領では、「情報Ⅰ」は必修になるので、全ての学校で指導されるはず。
そして、教員用の研修教材として文科省が先日資料を出しました。
そこにPythonやmicro:bitが挙げられていたのでご報告です。
第3章「コンピュータとプログラミング」
資料の目次はこんな感じです。
外部機器との接続の場面でとうとう出てきましたよ!micro:bit!
そして、基本的にこの研修教材はPythonで書かれています。
今この記事を書きながら一読しているのですが、この資料を一通り読むだけでスゴい勉強になる!
例えばクイックソート。
これを全高校生が履修すると思うとスゴいですね!
致命的なミスをしでかす→修正されましたが、修正前の状態を。
しかしながら、テキストマイニングの章で、致命的なミスをしでかしています。
いや、ね。これ。自分でもちょっとやってみましたよ?
ただね。これ。
以下のデータは元テニスプレイヤーの松岡修造さん (@shuzo_
matsuoka) の Twitter の発言データをダウンロードし,加工したものを分析した結果である。
ってあるけど、そのツイート主って、
修造botだからね!
おしい!
— 修造bot (@shuzo_matsuoka) June 28, 2018
閑話休題。
とにかく、今後高校生は全員がこんな内容を学習して社会に出て行くみたいです。
これは中々に良いと思うんですけどどうでしょうか?確かに流行り廃りはありますので、今学習したことがそのままずっと使える訳では無いと思いますが、基本的な内容を学習すると思えば、考え方などは今後に生かせそうな気がします。
プログラミング言語は「Python」を採用しているが、多くの学校現場で使われている「JavaScript」や「VBA」「Swift」「ドリトル」などの言語で記述した場合の資料も順次公表する。
教育新聞より
今後の資料公開が楽しみですね!
もう一度リンクはっておきます。
追記 2019年5月22日 午前6時46分
捕捉される
おい!ガッツとラケットとデータソースは引っ張りすぎてもダメ!引っ張らなさすぎてもダメ!
— 修造bot (@shuzo_matsuoka) May 21, 2019
高校生全員が「Python」を履修するかも。「情報科」における学習内容、Pythonやmicro:bitが例示に挙がりましたが致命的なミスが! https://t.co/a4SdTw615U
ツッコミが入った。私はこれはステキなことだと思う。これができるのがWeb。
Pythonに過剰反応し過ぎたのは私も反省
これはその通り過ぎて記事修正したい… https://t.co/OpNeHwjF7J
— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) May 20, 2019
知らされていなかった…?
へーと思いながら見てたらいきなり弊社のテキストマイニングサービスが紹介されてる!https://t.co/rKFgf6VQFc
— 三上俊輔 (@shun0102) May 20, 2019
制作はNTTラーニングシステムズ株式会社(PDFより)
2019年5月26日追記:
いつの間にか上記部分が改訂されていたようです。お疲れ様でした。