黄金の3日間とよく言われます。この3日間が一年を決める!みたいに言われています。どんな先生なんだと興味津々になり、まずは話を聞いてみようかというモードになっているからだそうです。その時に色々なルールや決まり事を伝え、学級が円滑にまわるようにする。そんな3日間のことを黄金の3日間と呼ぶそうです。
…学力調査がどんどん割り込んできて全然集中できませんでしたが。
勤務校ではこの5日間に3つの調査が入ってきた
最初はゆっくりと、落ち着いた雰囲気の中で、思いを語ったりしたいと思うところなのでしょうが、何しろ5日間で3つの調査です。全然落ち着きません。時間が足りないぞ。
- 入間地区学力調査算数
- 入間地区学力調査国語
- 埼玉県学習状況調査
と。何故第1週になるのか謎な調査が3つも入ってきています。せめて次週で良いじゃない。入間地区の調査はそれぞれ1時間で終わるのでまだ良いのですが、県の調査は午前中全部つぶれました。テスト漬けの午前中だったので、午後なんかみんなもう疲れて授業どころじゃありません。質問紙調査なんか100問近くの問題がありましたからね…。
しょうが無いから社会の映像教材見てましたよ。芋洗坂係長まだいるのか。(失礼
埼玉県の学力調査の事前準備が超大変なのに1日しか猶予が無かった
埼玉県、水曜日はノー残業デーにしましょうという(形だけの)取り組みがあるのですが、県の調査は木曜日にあり、問題の漏洩を防ぐためなのか、水曜日に問題、解答用紙、追跡調査用シールなどを送ってきました。
水曜日の放課後、ノー残業デーという言葉は完全無視で、問題の仕分け、解答用紙の仕分け、実施要項の確認、追跡調査用シールの仕分け(番号しか書いていないので、前年度の番号と照らし合わせながら仕分け)という業務を行うことに。
記録を見るに、19時過ぎに帰りました。ノー残業デーどこいった。
と言うわけで、各種調査が入り込み、学級も自分自身も落ち着いていません。これ、どうにかなりませんかね…。
ルールも制度も確立していない学級でテストをやらせることの大変さ
ルールがしっかりと確立していない状態のクラスでのテスト。例えばテスト隊形にはどう開くのか、集め方はどうするのか、テストが終わってしまって時間を持て余しているときはどのようにするのか、消しゴムを落としたときは挙手させるのか拾って良いのか、などなど、テストをするにしたってルールがあるわけです。
これを先に伝える必要が出てきます。なので、本当に伝えたい担任の考えや思いをじっくり語れません。もしくは語ったとしてもこれらのテストのルールによって物量的に負けてしまい、心に残ったりしません。
これは私にとっては非常に由々しき事態なのですが、他の先生はどうお考えなんでしょうかね。私はとっても残念でなりません。調査のために学級開きしている訳では無いんですがね。
ま、いずれにしても、やれと言われたらやらなくてはならないのが仕事です。
怒濤の1週間お疲れ様でした。