全くmicro:bitを触ったことの無い子に、micro:bitを触って楽しんでもらうにはどうしたよいか。
しかも、完全リモートで。
前回の記事でも触れたとおり、雑談感覚で引き受けたらかなりデカい話に膨らんであとに引けなくなったとあるイベントの話です。
子どもたちは光り物に弱いはず
子どもたち、光ったものを制御して工作するなんて経験、ほぼ無いんですよ。
4年生の図工にゆめいろランプという教材はあるのですが、自分でLEDまで制御して作品にする経験は無いはず。
でも、ゆめいろランプはそれぞれが一生懸命に工夫して作品を練るんですよね。
なぜなら暗いところで光ったライトというだけでテンションが上がるからです。
私も図工でやったときは教室に暗い場所コーナーを作って「そこでお試しして良いよー」ってしていたのですが、ずーっと見ちゃって出てこない子がたくさんでした。笑
そして、クラブ活動でNeoPixelつかった時はめちゃくちゃ盛り上がったので、内容的にはできるはず!よしこれをやろう。時期的にはちょっと早いけどハロウィンランタンにしよう。ここまではトントン拍子で決まりました。
とは言え、NeoPixelの半田付けをするのか問題
これをまたやるのかと。AliからNeoPixel仕入れて、自分で半田付けするのかと。
というかそれって本当に大丈夫なの?失敗しない?半田取れない?
そこまで手を広げたら大変だ。なんせオンラインだから交換できないし…。
…泣きつくしか無い。
そうです。
micro:bitの拡張ボードと言ったら。TFabWorksさん。お願い!ヘルプ!
やはり餅は餅屋
早速相談(という名の泣きつき)。
「チャレンジングですね!是非やりましょう!」
とは言え、開発から納期まで3週間くらいしか無いんですよ。
それなのに、それなのに。
間に合ったーーーーー!!!!
TFabWorksさんと一緒に開発した、micro:bit用基板、TFW-LT2がAmazonで発売開始になりましたー!!わーい!
— すずすけ@Type_T / ブログ「パパ教員の戯れ言日記」 (@szsk_edu) 2020年9月27日
フルカラーLEDであるNeoPixelとスピーカーが配線不要で使えます!手前味噌ですが超おすすめです。https://t.co/gEaYxjSq8g pic.twitter.com/EvOQFdKlLl
これで、オンラインワークショップでも、「micro:bitを差し込んでね」と言うだけでNeoPixelとスピーカーが使えるようになります。最強過ぎます。
そして、もう一つ。
「せっかくだから、TFabTile使いませんか?」
ん…?TFabTile…?
これか!
なになに…お部屋に招いて使うと、参加者全員の画面を把握できるとな?
ということは、makecodeでのプログラミングの様子を見て、こちらから先手を打って助言ができるということか!
面白そう!使います!(この後、面白そうどころかこれが無いとできなかったというくらい重要なツールだったことが判明します)
動画で事前説明を作成
Lenovoからは、Duetと各種必要な品物が受講者に送られていますが、つなげる方法を動画で解説しました。(イベントページにアップロードしました)
もう一つ、TFabTile。
これだけ見ておけば、とりあえず大丈夫かと。
子どもたちには工作用として紙コップとマーカー、シール式のセロファンなんかが同時に送られています。
さて。あとはやるだけ。
次回はワークショップの流し方についてです。