あ…ありのまま
今 起こった事を話すぜ!
『冬休みの約束を「さとうささら」を使って全校児童の前で話したら、6年生がそれならお返しにと「ゆっくりボイス」を使って授業参観のプレゼンを作ってきた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
…という訳で、今回のネタは過分にサブカルネタを含みます。よろしくどうぞ。
とりあえず見てください
本当は私との夫婦漫才(?)みたいになりますが、こんな感じでCeViOの「さとうささら」を使って終業式で話をしました。
CeViOはVOCALOIDと比べられることが多いですが、セリフを話してもらうならこちらの方が便利です。体験版で作業して夏休みの話をしたのですが、好評だったので購入し、冬休みの約束の話をしています。
体育館でスクリーンとプロジェクターをステージ上に置き、全校児童の前で話をするわけです。これで。
「えー、合成音声なの?」と思うじゃ無いですか。
それが、合成音声の方が、話を聞くんですよ。何故か。
合成音声は「2回喋ってはくれないぞ」と言うことを分かっているからだと推測しています。先ほど夫婦漫才と書きましたが、度々さとうささらが私のことをおちょくるようなセリフが入り、体育館が笑いの雰囲気に包まれます。(自分で言うのも何ですが)
教員だと、そこで待ってしまう訳です。おしゃべりが止むまで。
ところが、さとうささらにちょっと先行して話させると、水を打ったようにシーンとします。これ、やったこと無い人にしか分かりませんが、本当に「え、さっきまで思いっきり体育館うるさかったんですが、こんな一瞬で静かになるの!?」と思う程に劇的に静かになります。すごーい!キミたちは合成音声の話はよく聞こうとするフレンズなんだね!
と言うわけで、生徒指導主任の皆様、CeViO買いましょう(違
先生がやるなら俺もやってやると、「ゆっくりボイス」で授業参観のプレゼンをした6年生が爆誕する
授業参観で将来なりたいと思う職業について調べ、それをプレゼンするというものをやったようなんですね。その中で、1人ゆっくりボイスを使って、私と同じようなことをして授業参観で発表した子がいるようなんです。最初はさとうささら+PowerPointだったのですが、翌日には「ゆっくりボイス(SofTalk)を使って霊夢がしゃべる動画」に変化しておりました。(個人的にはそれを授業参観で発表できるその子の勇気に尊敬の念を抱いております)
両方ともそのままでは再生できないということで、情報教育主任でもある私がお呼ばれしてパソコンの設定をすることに。動画を再生するも、Windowsに元から入っているcodecでデコードできない。VLCならいけるかと思ってVLCのポータブル版を入れてみて再生してもダメ。エラー画面を見ると、使っている動画コーデックがAMV4。AMV4を使う小学生って何だよ。というか、そんなのあと2年で定年のおばあちゃん先生が分かるかいな。
「ボクが使っているコーデックの中ではこれが一番良いんですよ。」らしいです。
会話をするも、いちいち反応がアキバに通っていた自分の過去の反応と被って面白かった。「メーカー製のPCだからあまりいじれないんですよね。」あぁ。
PentiumからK6-2に載せ替えた中学時代。そしてFM-Vに限界を感じ、次のVAIOもWindows Meで使わなくなり、バイトしてアキバ行って自作した高校時代…あったなぁ。
今は下手に自作するよりも、メーカー製をクーポン価格で買ってカスタマイズした方がトータル的に安いという結論になっておりますがね。
さて、設定終わったぞ。とりあえずどんな動画を作ったのかなー。
再生。
いきなり表れるピンクの背景。
「さぁ、始まるザマスよ」「いくでガンス」「フンガー」「まともにはじめなさいよ!」
ってこれ らき☆すたじゃねぇか!!!!
ちょっと待とう。待とうよ。
アニメは2007年だよ?自分、まだ大学生だったよ?キミたちおよびうちの息子の2歳か3歳の時のネタだよ?(そして最近ニコ動でも使われてないよ…?)
という感じで、ネットスラング盛りだくさんの動画が持ち時間の5分間続くわけです。もちろん、職業の紹介もしていました。
まぁ、目的は達成されているからいい…のかな。知りません。担任の先生、あとはよろしくお願いします。
教員が「こんなのもあるよ!」ってやってみせるのはアリだと思う
保守的にならず、こんなのもあるよ!楽しいよ!ってやって見るのはアリだと思っています。教員こそ、時代を先取りしていくアーリーアダプターになるべきじゃないかと。だって、10年、20年先に活躍する人材を育てる職業ですよ。
そこまでは無理でも、数年先を見越して、社会にどのような人材が求められているかを知りながら教育活動をするのは必要なんじゃ無いかと。
なので、私はどんどん取り入れていきます。迎合するわけでは無いですが、プロの目で見て、使えると思ったらガンガン取り入れます。
その過程で、「あ、これ楽しそう!」とか「やってみたい!」と思う子が1人でも出てきたら、勝ちなのかなとも思います。
本年度、私の受け持つコンピュータクラブでは、Scratchをやっていましたが、来年度はMinecraftやラズパイに挑戦してみたいところです。
やり返せるなら、やってみやがれ!先生は常にキミたちより先を走るぞ!
と言えるよう、日々勉強する毎日です。