パパ教員の戯れ言日記

パパ教員の立場から、ただただ戯れ言を綴る日記。教員全体の意見ではありませんので、悪しからず。

教育実習生を受け入れる時に気をつけた ただ1つのこと

f:id:justsize:20170527200811j:plain

教育実習、それは単位を取るだけのイベントという認識をする人もいる

教員を目指さない人にとっては、教育実習は単位を取るだけのイベントでしょう。むしろ、4週間も朝早起きして小学校に行くというのは苦痛ですらあるかも知れません。しかしながら、実習生としていざ小学校に足を踏み入れたときから、先生として見られるのも事実。できる限りよい印象を残して実習を終えて欲しいと思っています。

私は去年の5月に受け持ちましたが、直前まで違う人を担当する予定でした。実習生は2人いたのですが、教頭先生から渡された調書は最初違う人のもの。しかしながら、もう1人の先生が「調書の希望学年を見るに、受け持ちを入れ替えた方がよいよね?」と相談しに来て、土壇場で受け持ちクラスを入れ替えることに。ドタバタしながらお迎えしました。

実習生の受け入れはとても大変

あのですね、ぶっちゃけて言いますが、実習生を受け入れるのは超大変ですよ。ええ。
小学校には4週間という長期にわたって教育実習がある訳なのですが、見られる側としては一瞬たりとも気が抜けない訳です。

その経過が、ライフログとして活用している去年のFacebookに如実に記録されておりました。

さて。今日から教育実習生を受け持ちます。
めあては一つ。
「学校の先生って、いいなー。」と感じて終わってもらうこと。
そのために、一緒に試行錯誤しながらの4週間、終わったときの実習生、わたし、そしてクラスのみんながどう成長しているか、わくわくのチャレンジスタートだ!
…めちゃくちゃ緊張してます。笑

これは受け持つ朝に投稿したものですが、1日目から気が抜けなかったのが、夜の投稿で明らかになります。

ぬおおおおおおお!実習生!!!
私が何かする度にすぐメモ取る!!えらい!!
けど超絶プレッシャー!!!

 そんなプレッシャーに耐えながらも、絶対にこれだけは!という決まりを1つだけ自分の中に作っていました。

「実習生を子どもたちの前で指導しない」というルール。

受け持った実習生はとても優秀でしたが、当然ながら何も問題が無かった訳ではありません。しかしながら、授業中、子どもたちの前で指導することは絶対にしないように気をつけました。

教員の指導が子どもたちに浸透するかどうかは、最終的には信頼関係を構築できているかにかかってきます。同じ事を言っても、信頼関係が出来ていないと反発し、出来ていると聞き入れてくれるようになります。

なので、子どもたちの前で実習生に対して指導を入れるということは、子どもたちに「この実習生は指導されるような事をしてしまった。」という事実を示すことになります。それは子どもたちの、実習生への信頼の低下につながります。何よりもNGです。

なので、実習生に対して、子どもたちの前ではどんどん持ち上げる。何をしても「良かったよねー。」「いいよねー。」と同意を子どもたちに求めました。「先生、実習生のこと好きなの?」って子どもたちに言われるくらいに持ち上げる。

その位でちょうど良いと思いましたよ。

でも、これを実現するにはかなりの余裕と自信が無いと無理だとも思います。
実習生が何をしようとも、リカバーできる余裕と自信が無いと、指導を入れてしまうだろうなぁ、と。そういった意味では、その実力がついてきたのでしょうかね。

実は、親が担任のことを けなすと同じことが起きます

これは数年前から保護者会でお願いすることがたまにあるのですが。

保護者が家庭で担任の事を「あら、それは先生が間違っているわ!言うことなんて聞かなくていいからね。」と言ったら最後、一年間、担任は子どもたちと信頼関係を築くのが超ハードモードになります。もちろん、そのようなことを言われないように努めるのが第一なのですが、子どもたちの前ではグッとこらえていただけると、有り難いです。

という訳で、教員の命綱、信頼関係を築くためにも、子どもたちの前で実習生のことを悪く言わないように気をつけたお話でした。