パパ教員の戯れ言日記

パパ教員の立場から、ただただ戯れ言を綴る日記。教員全体の意見ではありませんので、悪しからず。

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土曜の午後の話。教師のバトンの話。

Facebookに久々に長文を載せたのですが、こちらにも書き残しておこうと思います。完全に文字主体。ちょっとだけ文章を整えましたが読みづらさには変わりないです。

学年レクを開いた話

今年は6年生を担任しております。(2年連続)

その日は学校公開だったのですが、午前中のみの公開となり、午後は何も予定が組まれていませんでした。そこで昨年度、林間学校に行けなかった子どもたちのために、学校の校舎、運動場など全体を使ってレクを行うことを学年会で提案し、管理職にも相談し、実現の運びとなりました。

いざフタを開けてみると、公開はオンラインでの配信に変更になりましたが、午後の時間はそのまま残してくださいました。

子どもたちのChromebookの活用の話。

林間学校の代替なので、レク実行委員会を組織し、実委のClassroomを作成、議事録などはそこに置くようにしました。
子どもたちに文書の共有方法を教えたら、実行委員会を開く回数が減りました。
最後の一週間は実行委員会を全く開いていません。各担当で動いています。それぞれの担当は共有機能を使って友達とMeetでやり取りしながら放課後も話し合いをしていたようです。(持ち帰りたいという声があったのでOK出しています)

分担決定までは私も関わったのですがあとは完全にお任せ。
私のほうが知らないことが多い状態。
全体に伝えたいことは、学年のClassroomに子どもたちが添付ファイルと一緒に投稿、知らぬ間に学年のコンセンサスが形成されておりました。なので、私もClassroomに投稿されている資料を見て把握しているような状態です。

もちろん、大枠を決めるところまでは関わっていますので、外さないことが分かっている状態でのお任せです。

当日。

司会はノート持たずにChromebook持ってました。
タイムキーパーもChromebookでタイマーのサイトを開いてやってました。

各教室に分かれてのミニゲームでは、ジェスチャーゲームのお題なんかはスライドで作っており、それをジェスチャー担当に見せてました。
でも、スタンプカードは紙です。また、脱出ゲームで問題に対する回答を書くのも紙でした。持った状態で動き回る物については紙を使ったようです。そこら辺はうまく使い分けているようでした。

一か月経っての感想

子どもたちのChromebook利活用は想像以上に速いスピードで進んでいます。授業でもガンガン使っていますが、休み時間にも目的を持った利活用が増えてきました。YouTube見てる子、Scratchでゲームをプレイしている子もまだいますが、かなり減りました。それよりはタイピング練習サイトでタイピングに取り組んだり、NHK for Schoolの動画を見て予習復習してたり、Viscuitで自分のオリジナル作品を作ったりしている子の方が多いです。何かを創り出すツールとしての利用が多くなってきました。

もちろん、今回の実行委員会のように、プロジェクトに対して情報共有を図るためにChromebook(というかGoogle Workspaceですね)を使って進めることが多くなってきました。委員会活動でもクラブ活動でもクラスルームが設定されていますし、専科の音楽のクラスルームもあります。

全校的に活用するという機運が高まっており、朝会なんかは完全に教室での実施です。「Meetで繋いでください」で全教員が対応できるくらいには慣れました。

このくらいには変化が起きています。

私がやったことは持ち帰りしますよというパンフレットを作ったことと、ミニ研修を何回か開いたこと。

昨年度いた先生が学年で広げてくださるので、たくさん開くことはありません。学年内の伝達でなんとかなります。

昨年度の研修については以下の記事をご覧ください。

edtechzine.jp


思い出づくりの話

実はその日の午後やったのは、6月で転出してしまう子がいたからなんですね。無理くり学校公開の午後に6年生だけ弁当持参で入れてもらったので、子どもたちの中には、どうしてこんなときに…みたいな子もいたとは思うんですが、はじめの会で転出してしまう子が、ちょっと涙ぐみながら「私、6月○○日で違う学校に行っちゃうんです。だから今日が最後のみんなとの思い出になると思う。」って言ったときの学年の空気ね。これは成功させなきゃってみんな思ってたと思います。

6年生だけで人数は少ないけれども、全教室を使ってのミニ祭り。お題をクリアしながらも鬼に捕まらないように脱出することを目指す脱出ゲーム。最後は逃走中。

3時間半くらい遊び通しましたが、教員はあまり口出しすることなく、途中でハンターがみんなを捕まえきってしまうギリギリになるトラブルなんかも起きながらも、みんな自身で考え、動き、楽しんでいました。

最後に子どもたちに伝えた言葉。
「良い思い出が作れた人、という質問にみんなが手を挙げられたことは、みんな一人ひとりが考えて行動した結果だね。」
「実行委員会を中心にみんなでやりきることができたことが何よりも素晴らしい。正直な話、もうちょっとグダグダすると思ってました。いい意味で予想を裏切られました。」
「こうやって、手続きを踏むことで、意外と何でもできるのが学校という場です。学級会や委員会などでやりたいと思うことはたくさん出して行きましょう。そして、君たちの力でそれを実現させていくことができれば、それは君たちにとって大きな力になると思う。その一歩目としての今日、とても素晴らしかった。」

この子たちの伸ばし方がようやく見えてきました。そして、ポテンシャルがすごいということも分かりました。あとはこっちがどこまで子どもたちに託すかという、覚悟の問題。見極める勘がコロナで鈍ってしまっているので、戻さなきゃね。

また、組んでる学年の先生に「子ども達主体で動かすってのは例としてこういうのよ」って言うのは伝えられたとは思う。
これまでこの学年を担当してきた学年主任の先生は、良くも悪くもレールをマニュアル通りに敷いてあげる学年経営の先生が多かったので(悪いとは言わない)、違う部分もあるよ、と見せるのは必要だったかなーと思います。
持ち上がりの2人も、あまり見たことのない子どもの姿に気付くことがあったら良いな。

教師のバトンの話。

やっぱりね、子どもたちが自分の予想を上回って来た時、ブワッって何か感じることはありますよね。その時、スゴく嬉しく感じるとともに、この職の素晴らしさって残ってるなって思います。

実は私も教師のバトンの応援団に入れていただいているのです。

mext-teachers-gov.note.jp

Twitter上での多くの悲鳴の投稿を見ながら、自分には何もその投稿に対してアクションが起こせないという現実と向き合ったときに、自分が出来ることを考えました。

自分が出来ることは2つ。

  • 現場発のポジティブな実践を発信し続けよう。
  • 「管理職次第」で変わることが多いなら、管理職への道を目指そう。

と言う訳で、まず今年。教頭試験を受けてみようと思います。(出願済)

自分の手の届く範囲から、はじめてみます。