パパ教員の戯れ言日記

このブログの発信は個人としての発信です。こんな教員もいるのかと思っていただければ幸いです。

ようやくここまで……! プログラミング教育に関する本を出します!

f:id:justsize:20210506055558p:plain

3年前の自分に伝えたい。お前、信頼できる仲間と本出すぞ、と。

blog.edunote.jp

実践をまとめた本を出します

ここ一年以上、Type_T(とにかくやってみるプログラミング教育ティーチャーズ)という団体を立ち上げ、毎週火曜日に「Type_TのTT(とにかくやってみたトーク)」と題して勉強会を開催してきました。(記事書いている時点で55回やってます)

YouTubeでも配信していて、かなりの数の動画が溜まってきました。(やる気が出るのでチャンネル登録も是非。)

www.youtube.com

Type_Tはミッションステートメントとして、

「子どもも 先生も ワクワクしながら プログラミング教育に取り組める国にする。」を挙げており、今回の書籍もその一環です。多くの先生に手に取って見ていただくためには、書籍の力、ホントに大きいです。

f:id:justsize:20210506060328p:plain

Type_Tのミッションステートメント

執筆陣が豪華です

さて、執筆を担当した先生について。

まず、Chapter 1では、堀田龍也先生に執筆を依頼しました。

ご存じない方に説明します。単体でWikipediaの項目があるくらいスゴい方です。

ja.wikipedia.org

そんな方に、「超初心者の先生に向けて、噛み砕いた文章をお願いします。」という、無茶振りオーダーをさせていただいたのですが、めちゃくちゃ分かりやすい文章を書いてくださいました。導入の背景からちゃんと理解できます。

また、実践の執筆に際しては多くの先生にご協力を頂きました。
例えば紅葉先生。

グローバルティーチャーTop finalist50だけでなく、令和2年度「文部科学大臣優秀教職員表彰」の受賞者でもあります。

そんな紅葉先生には、MESHを使った図工の実践「ビー玉の冒険」を執筆いただきました。

そして、豊富な実践がたくさんあり、層が厚いのがType_Tのメンバーの特長です。

どのくらい層が厚いかといえば、micro:bit championに認定されている私が、micro:bitの実践を書きません。なのにmicro:bitの事例は複数。そのくらい層が厚いです。

私はその分、micro:bitの教材としての紹介文に力を注ぎました。4ページ、micro:bitの教材紹介だけをしています。バージョン違いやセンサーの位置に関しても書きました。

それぞれの強みを生かした、全部で26事例

相当数の実践から、はじめの一歩にふさわしいものを絞り込みました。ので難しい実践はほとんどありません。

ですが……事例がたくさんあるだけでは無いのがこの本です。

動画解説付き

はい。そうなんです。全部の事例にQRコードが載っているので、そこから特設サイトに飛ぶと、模擬授業動画もしくは解説動画が見られます。準備があれば、ワークシートや指導案も共有しています。

本だけに留まらず、使える手段は使って、授業での導入を全力でサポートする本になるように心がけました。お手にとっていただけると嬉しいです。

と言う訳で、先日予約開始されました!

発売までもう少し。仕上げがんばります!