パパ教員の戯れ言日記

パパ教員の立場から、ただただ戯れ言を綴る日記。教員全体の意見ではありませんので、悪しからず。

感染拡大を懸念して欠席を決めた子にも修学旅行にオンライン参加してもらうことはできないのか。→Microsoft Teamsでやってみた

GoToトラベルに振り回された修学旅行

以前のエントリーでも書いたように、GoToトラベルのおかげで、本当に大変でした。

今回の趣旨からそれるので簡単にその後のことを。

blog.edunote.jp

  • クーポンの利用可能場所が、1週間前に増えた。(のでお小遣いなど考え直し)
  • 一般のお客様が想定以上に増加し、前日の午後3時に行程の変更があった。(子ども達が帰ってから知りました。もうどうにでもなあれ)
  • その結果、お昼ご飯と夕ご飯の間が8時間空くことが判明し、流石に前日の夕方におやつの追加をメール配信して持ってきてもらうのも気が引け、おやつ買い出しミッションが発生。コアラのマーチを大量に買う業者のような我々学年団。笑
  • ただ、休校のごたごたに比べればどうと言うことは無い。変な耐性がついてます。

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さて、それでは本題に。

感染拡大を懸念して欠席を決めた子にも修学旅行にオンライン参加してもらうことはできないのか

結論から言えば、できますし、面白いことになりました。使ったのは本校で導入していたMicrosoft Teamsです。

www.microsoft.com

Teamsの活用を重ねていた

ブログ記事にはしていないのですが(多忙で…)、Teamsを使って学校再開後も授業を重ねていたので、この手のものはツールとしての活用になっています。特段珍しくないものとして定着です。

例えば国語の授業では、インターネットでの討論の仕方という単元でTeamsを使って実際に投稿しあいました。

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私が投稿した論点整理

と言う訳で、オンライン参加も「やってみない?一応ご家庭にも確認してもらえるかな?」と私から提案したのですが、特に問題なく実施が決定。管理職にも「○○さんはオンラインで参加するそうです」みたいな簡単な話で大丈夫でした。

なので、修学旅行に向けての調べ学習とかも、行かないということに大きく配慮しなくてもみんなでできましたし、どの行動班に一緒に入ってビデオ通話するのか、夜はどの部屋でビデオ通話するのか、といった観点から班決めも一緒に行いました。(バス席だけは決めるときに違う作業をしてもらったり、並び方の練習の時に運転手役をやってもらったりしました。)

あとは、どのタイミングでビデオ通話をするのか、行程表を見ながら決めておいて、としたので、しおりも一緒に作りました。

用意したもの

  • タブレット2台(休校対応の為に買っておいたもの)
  • モバイルWi-Fiルーター
  • モバイルバッテリー

モバイルWi-Fiルーターはそもそも私が自分で持っていくつもりだったのでありますし、モバイルバッテリーも複数持っているのでOK。別に今回のために新たな出費はしておりません。

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さすがにこれで電池切れにはなるまい

前日の準備

  • それぞれのタブレットにアカウントを登録してもらった。(私はパスワード知らないので)
  • ビデオ通話のやり方を覚えてもらった。(会議にしちゃうとログがたくさん残ったり、レコーディングが保存されたりすると面倒かなーと思ったのでビデオ通話にしました。)

では、スタートです。

1日目

朝の集合時刻は6時半。7時にバスに乗車すると、早速ビデオ通話がスタートしている。

「おはよー」

「(タブレット持ってる子に対して)こっちも撮ってー!あ!おはよー」

謎の光景に「?」を浮かべていたのはバスガイドさん。

「あ、すみません。一人オンライン参加してます。タブレットから音声が聞こえると思いますが、気になさらないで大丈夫です。」

「そうなんですね。分かりましたー!」

前日に
「あのね、怖いガイドさんだと静かにならないと普通に怒られるから。マジです。」
と話をしていたので(実体験)、ガイドさんが話し始めるとあいさつタイムも終了、普通に話を聞く。

その後、至って普通に繋ぎっぱなしで進行するのですが、問題が発生します。

奥日光は圏外が多い。

盲点でした。全然繋がりません。

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紅葉はキレイでした(圏外)

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先生!カモがお湯につかってます!(圏外)

この地図では赤くエリア内になっているところも、実際には入ったり切れたりして安定した通信はなかなかできませんでした。そして道中普通に圏外エリアもありますね。ソフトバンク系のSIMを使っていたので、失敗しました。奥日光で過ごす1日目は残念ながらここで通信終了。ホテルに到着まで参加できませんでした。

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ソフトバンクのエリア図より

なお、ホテル到着後はホテルのWi-Fi設定をしてあげて、消灯時間まで話していいよ、という感じで渡しました。ちゃんと消灯時間の5分前に返してくれました。

2日目

2日目は日光東照宮の見学→ワールドスクウェアというコースでした。

寝ている間にバッテリーもバッチリ充電しておいたので、フル活用を期待したいところ。

「おはよー」というやり取りがまた始まります。(が、すぐに圏外になって切れる)

東照宮に着いて再挑戦。ここはもう完璧に繋がります。

そうしたら、子どもたちからこんな提案が。

「先生、一緒に集合写真に入りたいって言ってます!」

ん?どゆこと?

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イメージとしてはこんな感じ

(お借りしました)Rawpixel.com - jp.freepik.com によって作成された business 写真

こんな感じで顔を大きくタブレットに映して、集合写真に入りたいということでした。(さすがに他の人の顔を隠すのでは無くて隣に配置するイメージです)

カメラマンさんに確認して、やってみよう!とやってみました。(仕上がりはまだ見ていないのでどうなったかは分かりませんが!)

逆のtogetherモードですね。

東照宮境内はゴメン、かなり混雑もあって、一旦通話は終了してもらいました。

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東照宮行くの4回目なのに毎回飽きずに写真撮ってる…

そして東武ワールドスクウェアへ。

あだ名がついていた

東照宮(の隣の輪王寺)で知ったのですが、私にあだ名がついていました。モバイルWi-Fiルーターを持ち歩く私、「すずWi-Fi」。

コラーッ!!

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すずWi-Fiというあだ名を知った記念地点

東武ワールドスクウェアでは、すずWi-Fiは一緒に行動できないので、余ってたSIMを入れてapn設定して渡しました。

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すずWi-Fiは移動しながらカメラの勉強をしようと心に誓っていた。なんか違う

そうしたら、しばらくして家に居るはずの子から私に着信が。

「先生探してましたよ!」

何だろうと思って、タブレット持ち歩いている子に電話するも応答せず。

「あ、これは落としたな。」

ケース無しで持たせてたので、とうとうこの時が来たのかと悟ったんですが、違いました。

「先生、充電が切れて使えないです…」

「あー。」

教えてなかったわ。モバイルバッテリーの使い方…。(ボタン押さないと給電されない)

バスに戻ったときに充電の仕方を教えました。

そして帰り。学校に到着。ちょっとした面白いことがあったのですがここでは書けず、スミマセン。

参加した本人からは、翌日とても楽しかったという感想を頂きました。

こっちは山ほどお土産渡しました。(クラスの多くの子がお土産渡したっぽいです)

現地には行けなかったけれども、ただ自習するとか、課題やるとか、そういう時間を潰すだけの2日間ではなく、それなりに有意義な時間にはなったのかなと思います。

これも、ビデオ通話が自由にできる(設定に今はなっている)Teamsの強みかなと思います。新しくアカウントとったり、設定し直したりしないで済むのがありがたいです。

結論

  • 電波状況とバッテリーにさえ気をつければ、オンラインで参加した子も十分楽しめる旅になった。
  • ガチガチにタイミングを決めたりするとお互い疲れるので、出たら話す、出なかったらまたあとでにするくらいのゆるーい感じでちょうどいい。
  • 子どもたちは道具として活用できるので、こっちからあれこれ言わなくて大丈夫。
  • それぞれの楽しみ方で良い旅を。