Maker faireのことを更新しようと思っていたのですが、こちらの期限が明日までなので先にこちらを更新します。
実は去年もこの企画に応募してお借りしているのですが、今年も応募してみましたところ、借りられることになりました。
去年の記事では、New XPS 13をお借りしてのレビューをしました。
一年しか経ってないのに、USB-Cかなり普及しましたよね。時代を先取りしている感ありますが、まだまだUSB-Aの出番も多いのも事実ではある。
そして、今回のこちら。
はじめての 2-in-1 タイプをお借りしました。買うとクーポン使っても22万円台。
そして、この応募の際には、家族で使っているノートPCがだいぶお古なので、次の参考にしたいと書いていたのですが、実はもう、買ってしまっておりました。許して。
買ったのLenovoだけど許して。
ちなみに、通常使用なら全く問題なくサクサクなんですよ、6万円のPC。強いて言えばTN液晶。そこだけがまん出来れば全く問題なく使えます。
良いところなど
さて、話を戻して今回お借りした XPS 15 2-in-1。
何が2-in-1かといえば、タブレットモードにもなるとのこと。
なるほど。こいつは何かに活用できそう。(思い浮かばない)
4Kのディスプレイなので、汚いWindowsのフォント問題も解決しています。スケーリング万歳。(去年書いたのでここでは深くは触れません。)
そして、Core™ i7-8705Gの威力すごいですね。特にDQベンチマークのスコア差が半端ないです。さすがに6万円のPCとは格が違います。
ただ、ドライバの設定で強制的にAMDで処理するように設定しないと、Intel側のチップで処理しようとするので、スコアはそれなりになりました。そこら辺、詳しい人じゃないとフルに発揮できないのは微妙感はあります。
去年も書きましたが、顔認証+指紋認証はとても便利。ログインって何?ってくらいに簡単にログインできるのは最高です。
そして、今回はペンも使用できると。
こうなったら、比較するしかないですよね。というわけで、比較どーん。(この動画はこのマシンで作りました。サクサク編集できた。良い。最後の15秒間BGMが切れてるのは仕様です。)
うん。普通にペンも使える。そしてMedibang paintの処理はiPad Proでもちょっと引っ掛かっているのが意外でした。
私の中のWindowsでのペン使用って、Surface(初代)のペンで止まってるので、このレベルで使えるならいいと思います。「使えないわけじゃない」から、「使える」への進化はすごい。
ただ、ペンが使えるからいい、じゃなくて、結局そのペンを使いこなすことのできるアプリが多いかどうかなんですよね。ここに関してはiPadの方にまだまだ軍配が上がるでしょう。
しかしながら、この機種は致命的なミスを抱えています。
私、これだけでこの機種、買いません。
売りのはずの機能が全く使えない
この機種の売りは、2-in-1です。このモードには、テントモードというモードもあります。
への字にして、手前にキーボードが来ない、画面が見やすいモードです。
おそらく、デルとしてもこのモードでDAZN見たらいいよ、とおすすめしているはず。
ところが、ここに罠があったんですよ。結論から言えば、このモードでDAZNは見ちゃダメ。
なぜなら、スピーカーの音が左右逆に出力されるからです。
オーディオテストのサイトを使って、スピーカーテストをしてみました。
わかりますかね。せっかくそこそこのいい音で鳴っているスピーカーが、真逆に出力されちゃうんです。これは私の中でアウト。
iPad Proは何事もなかったかのように入れ替わります。
ここら辺、誰も言わなかったんでしょうか。せっかく動画を見るのにいいディスプレイ、そこそこのスピーカー(残念ながらちょっと良い値段を出してBTスピーカーつないだ方が音的には良い)という、DAZN視聴環境が整っているにも関わらず、テントモードにすると左右が反対に聞こえるのは、スポーツ鑑賞でも致命的です。
というわけで、そこを逆に言えば許せる人にとっては、魅力的な機種に映りそうです。重たいので持ち運べませんから、室内でファミリー用に使う、お絵かきに使うのであれば、なかなかに使える逸品と言えるでしょう。
あー、この書きぶりだと、たぶん来年は応募してもダメだと思う…けどやっぱりこだわって欲しかったなぁ…!もったいない!