家庭科のお掃除の単元でプログラミング的思考を伸ばそうとしてみた
家庭科って、調理実習の記憶が大きいと思いますが、掃除、洗濯、裁縫、買い物、住居の維持、時間管理といったスキルを学ぶ、かなり広範囲をカバーする教科でもあります。その中の掃除の単元で、プログラミング的思考を育てようとしてみたのですが、ありていに言えば普通に失敗しましたので、これ以上失敗者を増やさないためにも書き残します。
掃除をプログラミングしてみよう
ジェイソンをプログラミング的なものを想像して、掃除をプログラミングで表現してみようとしました。
あれ、まって。いつの間にか放送リストに教科対応がなされてる。すごい。
まずは動作をリストアップ
付箋を使って動作だけをリストアップしてみました。
とある子のものがこちら。
ここまではスムーズだった。
ここから先が大変だった
子どもたちも初めてなのでまぁ仕方ないのかも知れませんが、ここから次のステップが大変だった。
どうしよう。
どうしよう。
人によって書き方が違う!
急遽違う活動を設定。
グループの半分は残って説明、もう半分はツッコミをする役としていろんなグループに向かう。
修正は赤のマーカーで。
形になってきた…?
私がゴールをちゃんと見据えていないのが最大の原因
これはですね、完全に私の勉強不足が招いてますね。
子どもたちに明確なゴールを与えないまま活動に入っているのが敗因です。
結論:お前がまず勉強しろ
色々と阿部先生のツイートが刺さります…。
小学生に、リアルな活動をフローチャートで書かせたとき、実際にあった事例。振る舞いを分岐に書く、責任の所在(主語)が揺らぐ、粒度に統一性がないなど。
— アベ先生 (CV: 阿部和広) (@abee2) June 20, 2018
「プログラムに正解はない」はよく聞く話で、それは間違いではないけれども、仕様を満たしているのが大前提。評価基準があいまいで「お互いに良いところを言い合おう」だけで終わると、よく分からない着地点になってしまう。それを検証するには、やはり実物のコンピューターで動かす必要がある。 https://t.co/HpCtpYQc4c
— アベ先生 (CV: 阿部和広) (@abee2) June 21, 2018
はい。まさしくその失敗例に該当しておりますな…!
くじけずに他の単元でもチャレンジします!