少し前に素晴らしいエントリーを見つけました。
小学校プログラミング教育の手引きには、取り扱う内容の分類わけが例示されていて、教科の授業の中で使おうね、例示も指導要領上でしてあるよ、というのがA分類です。
ですから、A分類になっているプログラミングについては、ほぼすべての学校でやる「べき」ものになってきます。
そして、前述のエントリーは、それをmicro:bitでやってみようという例示でした。
というわけで、さっそく買う。
micro:bit買った pic.twitter.com/5WuN1eBEHX
— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) 2018年5月31日
職員室でチラ見せしたら、隣のクラスの先生がその場でポチった。早い。
職員室でmicro:bitを試してたら、この前大学にも来ていた隣のクラスの先生が、「私も買いますっ」ってその場でポチり。少し研究しない訳には行かなくなったぞ…
— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) 2018年5月31日
という訳で、エントリーの例示をもとにして、組んでみました。
暗くなると自動でつくライトはどんな風に動いているのか
本時のめあて:身の回りにあるセンサーライトについて、その仕組みを考えてみることで、電気の利用についての理解を深める
指導計画:配当12時間
1時…モーターを回すと、電気が起きて豆電球が点灯することに気が付き、さらに明るくする方法を考えたりする中で、発電に興味が持てるようにする
2~4時…手回し発電機を利用し、回転の速さや向きと、発電される電気の電力や向きには関連があることに気づく
5~7時…コンデンサを用いると、電気を蓄えることができることに気づくとともに、豆電球よりもLEDのほうが長く持続することに気づく
8,9時…電熱線に電気を流すと発熱し、電熱線の太さや電流の大きさによって発熱量が変わることに気づく(確か電熱線の太さと発熱量の関係は次期学習指導要領ではカットされ、中学校へ移行されていた気がします)
10,11時…電気の変換と利用 身の回りには、電気を蓄えたり、発電したり、変換したりしながら利用できるものがたくさんあることに気づく
12時…単元のまとめ
というわけで、10,11時の2時間は現行の指導計画でも確保できそうです。
2時間で何をするかといえば、こんなのですね。
閾値に個体差があることや、光源の種類によって光センサーの検知する明るさが違うので、左のボタンを押すと現在の光センサーの値を表示させるようにしました。
右のボタンを押すとハートになるのは特に意味はありません。笑
とりあえず、明るさセンサーを使って、明るいと笑顔で、暗いとお化けになるようなプログラミングできた。 pic.twitter.com/5qvsPksb78
— すずすけ@パパ教員の戯れ言日記 (@szsk_edu) June 4, 2018
30分もあれば組めそうなので、最初にHour of Codeでブロックプログラミングの基本をやったら、いきなりmicro:bitのプログラミングに移っても行けそうな気がする。
というわけで、これくらいならすぐにできそう。
ペアで1つ買ってあげると楽しくできそうかな。
6万円くらいあればなんとかなるのか。んー、ちょっとお小遣いでは手が出ないですね…。
授業でやるなら、micro:bit貸してもいいよという方がいらっしゃいましたら、Twit...
いないから
とりあえず、ほかにも使えるシーンがあるかどうか、考えてみます。
なお、隣の先生は家でmicro:bitをスピーカーにつなぎ、Happy Birthday 〇〇 と文字を流しながらオルゴールの音が鳴るプログラミングを組んでいたようです。やるなぁ。
校内に同じことを楽しくやってくれる相手がいるってうれしいもんですねー。
引き続き、頑張ります!