お世話になった先生に呼ばれました
お世話になった大学の先生から
Scratch Dayでイベントをやるから、発表をお願いできますか
と呼ばれまして、発表をしてまいりました。
午前のプログラミング教育体験には、200人以上の子どもと保護者が来ておりました。
午後の発表もこの勢いだったら死ぬ
と思っていたのですが、願いが通じたのか午後のパネルディスカッションは40名程度の参加になりました。
思わぬ伏兵が
いや、人数だけを気にしていたのですが、まさかの伏兵がいたんです。
隣のクラスの先生とその息子。
いや、嘘でしょ。何も告知してないのに、なぜいるのか。
確かに、その先生(美人)は「今年はいい機会なのでプログラミング教育について勉強します!」って言って家庭科のレシピ作りの段階でブロックプログラミングを模して書かせたりと実践を積み始めている才女ですがね、職員室で馬鹿話ばっかりしているこの私が、くそ真面目にプログラミング教育について話さないとならない、このギャップ。
プレッシャー半端ない
発表内容
発表の内容はこのブログの内容を少し整理した程度ですが、写真とビデオをその場ではお見せしました。さすがにここでは無理ですが、スライドの内容を少しシェアします。
うーん、雑。
同じく、KOOVのSony Global Educationさん、Proroの富士ソフトさんの発表もありまして、こちらは非常に感銘を受けました。KOOVは事例紹介があって、ブロックとプログラミング学習の相性の良さは「いいなぁ」と思いましたし、Proroのきっかけとなったロボット相撲は熱すぎて最高でした。
うけた質問が考えさせられる内容でした
発表の中で、「KOOVは公立校の学習教材として買うには高すぎて手が出せない。どうにかならないか」みたいなことを言ったんですが、その後の保護者の質問で
「公立校でも一人一人買うのはダメなんですか?」
って聞かれてですね、あぁ。子どものプログラミング教育のためなら4万以上をポンと出しても良いと思っている保護者は一定数いるんだなと、意識の差を痛感しました。
グループに1台と考えても50万以上の予算を取るのは公立校ではなかなか難しいです。インクを買うのにこの状態です。
あとは、どう考えても教育関係の方だろうと思われる方に、帰り際に質問されました。
「今回の動画では、右に回るという踊りに対して、反対回りをしている子がいましたよね。それに対しては指導されなかったのですか?」
あー。はい。(するどい)1回限りの授業でしたので、指導を入れて「つまんない」と思われてしまうと困るなぁという考えからしませんでした。数時間扱いで、指導を入れてもそれを改善して成功できたという体験が出来るのであれば、もちろん指導します。
という感じで、なんとか発表を終えることが出来ました。
発表に赴くと、色々な考えに触れられたり、自分自身も視野が狭くなっていることに気づかされます。今後も機会があれば発表をしていきたいと思います。次は市の教育研究会でレポート発表しようかなー。