一年間ありがとうございました
卒業式、修了式、様々な呼び名ですが、一年間の終わりを迎える日です。
3学期の終わりはやはり1学期と2学期と違って特別なもの。
かく言う私も、この時期には決まって聞く曲があり、その曲が車で流れたりすると、妻に「まーた聞いてる。とうとうこの時期になったのね。」と言われるくらいには、毎年同じ曲聞いてます。笑
あれ、ここの15曲の中に入ってない曲がある。
A☆TEENSのHalfway Around The Worldもよく聞きます。
A*Teens - Halfway Around The World
はい、毎回話がそれるのどうにかしたいですね。
今回は算数の振り返りに着目します。
スモールステップを踏むために、どのような学習が積み上がっているのかを系統表で確認
算数は積み上げの教科と言われています。土台がぐらついていると、その上に積み上げるものが積み上がりません。
そのため、テストの点数があまりよく無かったときに、その単元の復習をしただけでは不十分なことがあります。
要は、その前の段階でつまずいていたと考えることも必要になっている訳です。
算数の学習を進めるにあたって、今年は毎回レディネステストをするようにしましたが、レディネステストでつまずいている子はその単元の理解度が低くなってしまいました。なので、教室を分けてレディネステストの点数が低い子には前の段階の復習から取り組むようにしました。(…が時間が足りないのでじっくりはできないジレンマ)
そして、前の段階を知るために必要なのが、系統表です。
系統表を活用しよう
系統表は東京書籍のものが見やすいように思います。
https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/shou/subject/sansu/sansu-04.pdf
例えば数と計算。4年生が「分数」についての単元テストで結果が思わしくなかったとしましょう。そうすると、分数についての矢印を逆にたどっていくと、2年生で簡単な分数(何分の1というものです)を教わり、3年生では分数の意味について学習していることがわかります。ですから、3年生の算数ドリルをやってみて、大丈夫かどうか確認するのが最初のステップになるわけです。
前の学年のドリルなんて保存していないという方は、プリントを公開しているサイトが数多くありますので、そのサイトを利用するといいと思います。
というわけで、通知表の成績がイマイチだと思ったら、春休みに積み上げを意識した復習をしてみてはいかがでしょうか。
私をはじめとして大体の先生は、この系統表、頭に入っていると思います。
こんなことを考えながら指導できるよう、頑張っています!