明日授業参観です。
3週間、ちょこちょこと取り組んできた2分の1成人式に向けて、今日最後の練習をしました。
図工のハッピーカードでは、仕掛けカードを作るという単元だったので、招待状づくりを行いました。仕事のご都合で来られないというご家庭もあったので、既に分かっていて作りたくないという場合は招待状じゃなくても良くしようと学年で申し合わせを行っていましたが、みんな楽しそうに作成していました。そもそも仕掛けカード作り自体が楽しかった様子です。
仕事で来られないと事前に言っていたご家庭も、逆に仕事の調整をつけて来られるようになったり、インフルエンザに罹患してしまった子が「明日学校行きたかった…!」と言っていますとご家庭から連絡が入ったりと、子どもたちの見て欲しい!という気持ちは高くあるようです。
明日は子どもたちだけで、会を運営し、発表していきます。緊張と不安が入り交じった気持ちは子どもたちだけでなく、担任も一緒です。でも、きっと彼らならやってくれるんだろうなと、この一年を一緒に過ごした仲間として思います。
保護者会に参加した人が得をしていない
さて、今回書くのは、保護者会です。
そもそも、保護者会って何のためにやるのでしょう。
息子の保護者会に出たことがありますが、失礼ながら超がつくほど退屈でした。担任が話す内容をメモするだけの会。一体何が楽しいんだろう…と。出ない方が得じゃ無いのかと。
そして、今の勤務校もそんな空気があったのか、私が来た当初は保護者会に参加する人数が1桁だったと言います。いやいや、そりゃダメだろうと、情報教育担当として、研修を開きます。研修のお題は「スライドショーを作ろう。」です。
とは言っても、下は20代前半、上は50代後半という年齢構成に対して、凝ったスライドショーを作ることなんて求めたら酷ですので、超簡単に作れるスライドショー作成を伝授しました。そうです。Windowsムービーメーカーです。(あれ、昨日の記事と言い、Windows推しになってますが、小学校はWindowsが強いですのでご勘弁を。)
写真と音楽があれば後は自動でやってくれる
写真と音楽をドラッグ&ドロップし、好きな効果を選んだ後、音楽に合わせるボタンを押して完成になります。慣れれば1時間かからずに準備から書き出しまで終えることが出来ます。(こだわると長くなりますが)
研修では、運動会の写真とよく使われそうな音楽を用意し、各自で動画を作成してもらいました。
3学期末から保護者会でスライドショー上映が始まった
研修を行ったのがH27年度の1月でしたので、3学期末からスライドショーの上映がスタートします。全ての先生に研修をしたので、ほぼ全ての学年で上映がされました。
保護者会に行くと得をするという流れができつつある
今年は昨年度から引き続いてスライドショーの上映がポツポツと行われています。3学期末はほぼ全ての学年であるようです。
その結果、保護者の参加人数が徐々に増えています。保護者会に行くと、そういう意味で得をするという流れが出来つつあるようです。
まとめ 保護者は学校での様子を本当は知りたい
スライドショーを上映すると見えるのは、学校での子どもたちの様子がどうなっているのか、ということです。授業参観ではなくて、いつもの様子はどうなのか、という点について知ることが出来ます。写真で振り返るのは、担任の話を聞くのとは違って、より具体的に情報を得ることが出来ます。とても有意義なようです。
でも、私たち教員の話がつまらないのでは、意味がありません。
ビデオによる振り返りと、担任による楽しかったことトーク。
少しずつ打ち解けることができれば、担任(学校)とご家庭の連携は更に深まるのかなと思っています。
さ、明日がんばろうー!