パパ教員の戯れ言日記

パパ教員の立場から、ただただ戯れ言を綴る日記。教員全体の意見ではありませんので、悪しからず。

「任せる」ということは、「失敗を自分ごととしてとらえる覚悟がある」ということ。

少し前に、新入社員に仕事を任せても全然ちゃんとできない。今年の新入社員はダメだみたいな記事をどこかで見ました。

(調べても出てこない…どこだ…)

という訳で、私流、「小学生への仕事の任せ方」。

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まず、初級編 日常のお手伝い

1回につき1つ、短い指示でお願いする

お願いするので、「電気消して!」みたいに偉そうには言いません。
「ごめん、電気消してくれる?」って感じで言っています。

担当者を明確化する時としないとき

担当者を明確化する時は「○○さん、お願いできますか?」と言うし、配布物などの明確化する必要が無い時は「だれか、○○をしてくれる人を募集します。」と言います。手伝ってくれたらありがとうを忘れずに。

中級編 朝会などでの司会や担当

練習に付き合う

自信をもってできるように練習に付き合います。3回もやれば大抵はできるようになるし自信もつきますが、1回目はほめる、2回目は落とす、3回目でもう一度ほめる。
「うんうん、初めてにしてはなかなかいいね!こことここだけ、気をつけてやってみよう。」

「んー、やっぱりこことここが気になるなー。どうしたらうまくいくか考えてみて。」

「うんうん、OK。バッチリだね。」

上級編 応援団や修学旅行実行委員会

ゴールを明確化する

どのような姿になっていたいかを明確化します。
応援団だったら、「赤組の代表として、赤組が優勝できるようにみんなを導く」といったように、大きく目指す姿を共有します。

これは、自発的に仕事をしたいと思ったときの判断基準になります。

大筋だけ一緒に見通したら、手を離す

期限を切り、いつまでに、こういったものが必要というものを確認したら、あえて手を離します。

口出しをしない

こうやった方がうまくいくのに、という事は子ども相手なので山ほどありますが、口出ししません。自力で最適化するのを待ちます。

困ったときは手助けをする(そうできるように見守る)

困ったときに相談に来てくれるうちはまだ大丈夫ですが、本当にやっかいなのは「何に困っているのか分からない状態になる」ことがあること。そして、それに気づけずに何かうまくいかない…と悩み続けてしまっていることがあります。そういったときに適宜介入が出来るように、手は離しますが目は離しません。

「任せる」ことは結果に対する「覚悟」を持つと言うこと

多くの上司がこれを間違っているようで、たくさんの愚痴が聞かれますが、任せるということは、「任された側がどのようなパフォーマンスを発揮しても、自分の責任としてとらえる覚悟」を持つということです。それ無いうちは何をしてもダメ。

失敗しやがって、ふざけるなと思うのは二流。

失敗した理由を自分の導き方に求めなければ。

本番は特に口出ししてはダメ

運動会の本番でたまに怒鳴っている先生がいるんですけど、それは上のように二流だと思います。本番までに万全の状態にしてこそプロです。

なので、本番では何も言わない。

失敗するはずが無いというところまで準備が出来ていれば口出しの必要なんてありませんからね。

最後は「自分たちで出来た!」という実感をもたせること

ここまで来られたのは自分たちの実力があったからだ、という実感を最後にもたせること。実は完全に手のひらの上で転がしていたとしても、それを感じさせず、自分たちの力で出来たんだ、と思わせることが大事かなと思います。

ボクたちだけでやったんだよ!という裏には、本当は周到な用意が隠れていることが多いです。そういった意味では、小学校の先生は、そういうのがうまいです。

数多くある行事では、先生のそういった裏方の技にも着目しながら、参観してみてくださいね!